もうすぐいよいよ出産!
退院後から自宅で赤ちゃんと過ごすことになります。
ミルクを作る際の湯冷ましは水道水でいいの?とふと疑問に思いました。
そこで、湯冷ましについてお伝えします!
赤ちゃんに水道水はいいのか?
日本のお水は安全な水道水です。水質基準も厳しく設けられていて、基準をクリアしたものなので大人は飲んでも問題ありません。
しかし、赤ちゃんは大人と比べると免疫力が弱く、消化器官の発達がまだまだ未熟な為、そのまま与えるのは避けた方がいいでしょう。
水道水は塩素によって感染症の原因である微生物の消毒をしています。
ですので、水道水には体に害がない程度の「塩素(カルキ)」や発がん性のある「トリハロメタン」が含まれています。
大人は問題ないものの、赤ちゃん、特に新生児のことを考えると水道水をそのまま飲ませるのではなく、より安全なお水をお勧めします!
水道水をミルクに使う場合は、塩素やトリハロメタンを取り除く必要があります。
中には、ウォーターサーバーを契約したり、ミネラルウォーターを買ったりされる方もいるようですが、両方ともお値段が結構かかったりします。
お手頃な方法としては、浄水器をつける、その後煮沸するという方法ですと、浄水器代、水道代だけしかかからないので経済的です。
水道水からミルクを作る場合
水道水からミルクを作る場合のお勧め方法は?
ミルク用で水道水を使う場合ですが
【1】浄水器をつける
【2】煮沸する
方法をお勧めします。
浄水器は内蔵されているフィルタによって性能・金額が変わってきますが、塩素(カルキ)やごみ、さびなどを取り除いてくれるそうです。
もちろん全て取り除いてくれるわけではないですが、つけてないよりもつけた方が安全性が高まるかと思います。
水道水でミルクのお湯を準備する場合は、水道水を10分以上沸騰させ続け、塩素とトリハロメタンを取り除くことがポイントです。
10分以上煮沸しない場合は、カルキが残っていることが多いようです。
水道水は煮沸するとなると、どのような煮沸方法がいいのか?
電気ケトルでの煮沸
昔は、煮沸するには一定時間沸騰させ塩素抜き(カルキ抜き)を行っていたと思います。
今は、便利な家電が増え、最近では「電気ケトル」を使用している家庭が増えているかと思います。
しかも、デザインも素敵で、キッチンに置いていてもおしゃれに見えるケトルも多いです。
ケトルは、煮沸時間が早いのが特徴です。
しかし、沸騰時間が短いと塩素が完全に抜けない可能性があります。
沸騰を感知してもすぐに電源が切れない商品を選ぶことをお勧めします。
電気ポットでの煮沸
電気ポットでカルキは抜けないと思っていたのですが、最近の電気ポット凄いんです!!
カルキ抜き機能がついている電気ポットが売ってありました。
煮沸によるカルキ抜きは10分以上沸騰させる必要がありますが、電気ポットの場合、電気ケトルと比べて再沸騰ができるので、電気ケトルよりもポットのほうがいいのかなと思いました。
電気ポットの機能の一つに「カルキ抜き」もついているやつもありました。
ただし、10分以上の沸騰が必要となるトリハロメタンの除去は再沸騰機能をうまく使いながら除去していったほうが良さそうですね!
しかも、電気ケトルは少量しかできませんが、ポットの場合、一度に量も多く沸騰させることができ、その沸騰後のお湯をポットなどに入れておけば、湯冷ましとしても使えると思いますので、個人的には電気ポットがいいのかなと思いました。
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やかんやお鍋での煮沸
やかんやお鍋でも10分以上沸騰させたら大丈夫なようです。
なので、電気ケトルや電気ポットを使わない方は、やかんやお鍋で煮沸がベストですね!!
煮沸した水は何日もつの?
煮沸した水は常温で1日です。
煮沸したことにより、塩素が抜けているため、通常の水道水よりも雑菌が増えやすくなっています。
ですので、1日たったら捨てて、また新しい水に取り換えた方がいいです。
ウォーターサーバーやミネラルウォーターを赤ちゃんに飲ます場合
ウォーターサーバーやミネラルウォーターなら安心だから赤ちゃんにあげても大丈夫!!と思いがちですが、気をつけなければいけないことがあります。
お水には軟水や硬水があるかと思いますが、赤ちゃんの場合には、軟水または純水を飲ませてください!
また、ミネラル硬水の場合は、赤ちゃんがお腹を壊してしまう場合もあります。
赤ちゃんに合わせた、赤ちゃん用のミネラルウォーターがあるくらいですので、お水一つでもパッケージなどの表記をよく見て飲ませる必要があります!
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まとめ
世界の中でも、水道水の水が飲めるという国は少ないです。
厳しい基準で管理されている日本ですが、赤ちゃんに飲ます際のお水は、ミネラルウォーター、または煮沸したお水をあげたほうがいいです。
ウォーターサーバーやミネラルウォーター、または電気ケトルや電気ポット、お鍋での煮沸など、ご家庭に合った方法で、安心安全なお水をあげれたらと思います。