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結論:冬はいつもの備えに「寒さ対策」を5つ足す
冬の防災グッズは、水・食べ物・トイレといったいつもの備えに、寒さ対策を足すのがポイントです。
北海道の広報紙では、被災直後は停電する可能性が高いため、家に残る場合も暖をとる道具があると安心だとしています。
足したいのは、次の5つです。
| 冬に足したいもの | 役わり | |
|---|---|---|
| ① | 防寒着(重ね着できるもの) | 体を冷やさない |
| ② | 毛布・寝袋 | 夜の寒さをしのぐ |
| ③ | アルミの防寒シート・段ボール | 体温をにがさない・床の冷えをふせぐ |
| ④ | 使い捨てカイロ | 移動中も体を温める |
| ⑤ | カセットコンロ・電気を使わない暖房 | お湯をわかす・部屋を温める |
いちばん手軽にそろえやすいのは、小さくたためるアルミのシートです。
防災リュックにまだ入っていない方は、まずここから見てみてください。
ここからは、なぜ冬に寒さ対策が必要なのかと、5つのグッズを順番に見ていきます。
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なぜ冬の防災は「寒さ対策」が必要?
停電すると暖房が使えなくなる
北海道の広報紙(2022年11月号「冬の防災対策」)では、被災直後は停電する可能性が高いとしています。
そのため、家に残る場合でも、電池式の暖房器具やカセットコンロがあると安心だと紹介されています。
ALSOKの防災特集でも、冬の災害はほかの季節より、停電や積雪による被害が深刻になりやすいとしています。
冬は食べ物や水に加えて、防寒の備えも必要だとまとめられています。
避難所へ行くなら「最低1泊分の冬装備」
北海道の広報紙では、冬は気温がマイナスになる地域もあるため、避難所へ行く場合は防寒着を含めて最低1泊分の冬装備が必要だとしています。
真冬の外でも困らない防寒着のセットと避難リュックを、玄関先に置いておくとよいとも書かれています。
出典:北海道 広報紙2022年11月号 特集2「冬の防災対策」

冬に足したい防災グッズ5つ
いつもの備えに足す5つを、図にまとめました。

① 防寒着は「重ね着できるもの」を多めに
ALSOKの特集では、防寒着としてダウンジャケット・ジャンパー・厚手の長袖とズボン・厚手の靴下・手袋・マフラー・ニット帽があげられています。
重ね着して、多めに持ち出すのがすすめられています。
② 毛布・寝袋
北海道の広報紙でも、ALSOKの特集でも、毛布は冬の備えに入っています。
寝袋や毛布があると、寒い夜も過ごしやすくなります。
③ アルミの防寒シートと段ボール
アルミ製の防寒シート(エマージェンシーシート)は、体に巻きつけて保温するものです。
小さくたためるので、持ち運びしやすいのも特長です。
段ボールは、床に敷くと断熱・保温の効果があるとされています。
避難所の床からの冷えをふせぐのに使えます。
④ 使い捨てカイロは「期限」もチェック
カイロは、首の後ろ・お腹・腰に貼ると、全身を温められるとされています。
歩いて移動するときにも使えるのが便利なところです。
ただし、有効期限が切れたカイロは異常に熱くなる原因になるため、ときどき期限を確かめておきましょう。
長く保存できるタイプのカイロも売られています。
⑤ カセットコンロと、電気を使わない暖房
農林水産省は、電気やガスが使えないときに、カセットコンロで温める・お湯をわかす・調理することができると役立つとしています。
温かい食事は体を温め、不安をやわらげる効果も期待できるそうです。
家で過ごし続ける場合は、電気やガスが止まっても使える暖房も必要です。
ALSOKの特集では、灯油式のポータブルストーブを用意し、家で使えない場合はカセットガスストーブを用意するとしています。
出典:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(7)」/ALSOK「防寒と感染対策を!冬に備えるべき防災対策」
あわせて読みたい:子どもがいる家の防災グッズ、何をどれだけ?防災セット+買い足し4つで、家に1か月分そろえたわが家の備え
カセットボンベは何本?家族の人数別の早見表
1人1週間で約6本
農林水産省は、1人あたり1週間でカセットボンベ約6本の備蓄が必要だとしています。
家族の人数ごとに計算すると、次のとおりです。
| 家族の人数 | 1週間分のカセットボンベ |
|---|---|
| 1人 | 約6本 |
| 2人 | 約12本 |
| 3人 | 約18本 |
| 4人 | 約24本 |
| 5人 | 約30本 |
4人家族なら、1週間で約24本になります。
冬はお湯をわかす回数も増えそうなので、今ある本数を一度数えておくと安心です。
ボンベは約7年、コンロは約10年が目安
農林水産省は、使用期限の目安をボンベは約7年、コンロは約10年としています。
古いボンベが残っていないか、買い足すときに確かめておきましょう。
あわせて読みたい:細野大臣の「緊急要請」とは?11月2日に何がある?備蓄は最低3日・できれば1週間分|水とトイレの量を家族の人数で計算
冬の防災グッズで気をつけたいこと
「家に残る」と「避難所へ行く」で分けて考える
冬の備えは、家に残るときと、避難所へ行くときで必要なものが少し変わります。
北海道の広報紙の内容をもとにすると、次のように分けられます。
| 家に残るとき | 避難所へ行くとき | |
|---|---|---|
| 暖をとる | 電池式の暖房器具・カセットコンロ | 防寒着・毛布・カイロ |
| 量 | 停電が続くことを考えて | 最低1泊分の冬装備 |
| 置き場所 | 家の中 | 玄関先にリュックと防寒着 |
車にも冬の備えを
北海道の広報紙では、運転中の被災にそなえて、車に防寒着・毛布・カイロ・簡易トイレ・飲料水・スコップなどを積んでおくことをすすめています。
雪で動けなくなることもあるので、燃料も早めに入れておくとよいとされています。
一から集めるのが大変なら防災セットから
まだ防災リュック自体がない方は、必要なものがまとめて入った防災セットを土台にして、冬の5つを足す方法もあります。
防災士が選んだ39点入りのセットもあるので、中身を公式ページでのぞいてみてください。
セットに入っていない防寒グッズを、この記事の5つから足していくと、冬の備えがそろいます。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
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まとめ
冬の防災グッズは、水・食べ物・トイレのいつもの備えに「寒さ対策」を足すのがポイントです。
- 被災直後は停電の可能性が高く、暖房が使えなくなることも
- 足したいのは、防寒着・毛布・アルミシート・カイロ・カセットコンロの5つ
- 避難所へ行くなら最低1泊分の冬装備を玄関先に
- カセットボンベは1人1週間で約6本(4人家族で約24本)
- ボンベは約7年、コンロは約10年、カイロも期限をチェック
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