アメリカ中間選挙の歴代結果一覧|大統領の党はほぼ毎回負ける?支持率と下院の議席の増減を表で比較【2026】

アメリカ中間選挙 大統領の党はほぼ毎回負ける?

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※選挙結果・支持率は2026年11月4日(日本時間)時点の情報です

アメリカで11月3日に中間選挙がありました。
ニュースで「大統領の党は中間選挙で負けやすい」と聞いて、本当にそうなのか気になった方も多いのではないでしょうか。

この記事では、戦後の歴代大統領ごとに、政党・中間選挙のときの支持率・下院の議席の増減を1つの表にまとめました。

目次

結論:大統領の党は戦後20回中18回、下院で議席を減らしている

1946年から2022年までの中間選挙は20回あります。
そのうち、大統領の党が下院で議席を増やしたのは1998年(クリントン)と2002年(ブッシュ(子))の2回だけです。
残りの18回は、すべて議席を減らしています。

また、アメリカの世論調査会社Gallup(ギャラップ)によると、支持率が50%より低い大統領の党は、平均37議席減。
50%以上のときの平均14議席減とくらべて、大きく負けています(1946〜2014年の18回)。

中間選挙で大統領の党が減らした下院の議席の平均。支持率50%以上は14議席減、全体の平均は25議席減、支持率50%未満は37議席減(1946〜2014年、Gallup調べ)
※図解はGallupの公表データをもとに作成

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次の見出しで、20回分の結果を一覧表で見ていきます。

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歴代大統領の中間選挙の結果一覧(政党・支持率・下院の議席)

戦後の中間選挙を、古い順に並べました。
議席の「−」は大統領の党が減らした数、「+」は増やした数です。

年大統領政党支持率下院の議席
1946トルーマン民主党33%−55
1950トルーマン民主党39%−29
1954アイゼンハワー共和党61%−18
1958アイゼンハワー共和党57%−47
1962ケネディ民主党61%−4
1966ジョンソン民主党44%−47
1970ニクソン共和党58%−12
1974フォード共和党54%−43
1978カーター民主党49%−11
1982レーガン共和党42%−28
1986レーガン共和党63%−5
1990ブッシュ(父)共和党58%−8
1994クリントン民主党46%−53
1998クリントン民主党66%+5
2002ブッシュ(子)共和党63%+6
2006ブッシュ(子)共和党38%−30
2010オバマ民主党45%−63
2014オバマ民主党44%−13
2018トランプ共和党44%−41
2022バイデン民主党40%−9
2026トランプ共和党38%(各社調査の平均)民主党が下院の過半数を確実に(議席数は開票中)

※1946〜2014年はGallup、2018・2022年はカリフォルニア大学サンタバーバラ校「アメリカ大統領プロジェクト」の数字です。数え方の違いで、資料によって数議席ちがうことがあります。
※2026年の支持率はBallotpediaの10月末の平均です。

表を見ると、民主党・共和党のどちらの大統領でも、ほとんどの回で議席を減らしているのがわかります。

支持率と議席の関係|50%を下回ると大きく負けやすい

支持率50%未満なら平均37議席減

Gallupは2018年に、1946〜2014年の中間選挙を支持率で分けて調べています。

  • 支持率50%以上:大統領の党は平均14議席減
  • 支持率50%未満:大統領の党は平均37議席減
  • 全体の平均:25議席減

支持率が低い大統領ほど、下院で大きく議席を失う傾向がはっきり出ています。

いちばん大きく負けたのは2010年のオバマ大統領

戦後でいちばん議席を減らしたのは、2010年のオバマ大統領(民主党)の63議席です。
このときの支持率は45%でした。

次に大きかったのが1946年のトルーマン大統領(民主党)の55議席で、支持率は33%と表の中でいちばん低い数字です。

議席を増やせたのは支持率60%台の2人だけ

議席を増やした1998年のクリントン大統領は支持率66%、2002年のブッシュ(子)大統領は63%でした。
どちらも支持率が60%を超えていたときです。

ただし、1954年のアイゼンハワー大統領は支持率61%でも18議席を減らしています。
支持率が高ければ必ず勝てる、というわけではありません。

表にしてみると、20回中18回も負けているのにはびっくりしました。

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2026年の中間選挙はどうなった?(11月4日時点)

下院は民主党が過半数を確実に

CNNやNBCは、野党・民主党が下院で過半数の議席を取ることが確実になったと報じました(NHK・朝日新聞などが日本時間11月4日に伝えています)。
トランプ大統領の共和党は、今回も中間選挙で下院を失う形になりました。

上院は、11月4日時点でまだ開票が続いています。

選挙前のトランプ大統領の支持率は30%台後半

選挙前の10月、各社の世論調査の平均で、トランプ大統領の支持率は30%台後半でした。

  • Ballotpedia:10月末の平均38%(2期目でいちばん低かったのは10月22日の37%)
  • Silver Bulletin:10月29日の平均37.3%

Gallupは2026年2月に大統領の支持率調査をやめている

表の支持率の多くはGallupの数字ですが、Gallupは2026年2月に、大統領の支持率の調査をやめると発表しました。
およそ88年続いた調査で、最後の数字は2025年12月のトランプ大統領の36%です。

そのため、2026年の支持率は、ほかの調査会社の平均を表に入れています。

そもそも中間選挙とは?

中間選挙は、4年ある大統領の任期のちょうど真ん中に行われる選挙です。
大統領を選ぶ選挙ではなく、議会の議員などを選びます。

  • 下院:435議席すべて(任期2年)
  • 上院:100議席のうち約3分の1(任期6年)
中間選挙は大統領の任期の真ん中。1年目に大統領が就任、2年目の11月に中間選挙、4年目の11月に大統領選挙
※図解は公表情報をもとに作成

大統領の2年間の仕事に対する「中間テスト」のような選挙とも言われます。
議会で野党が多数になると、大統領が進めたい法律が通りにくくなります。

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歴代大統領をもっと知りたい人に

表に出てきた大統領が、どんな時代にどんなことをしたのかを知りたい方には、明石和康さんの『大統領でたどるアメリカの歴史』(岩波ジュニア新書)があります。
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電子書籍版もあるので、すぐ読みたい方はそちらもチェックしてみてください。

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まとめ

  • 1946〜2022年の中間選挙20回のうち、大統領の党が下院で議席を増やしたのは1998年と2002年の2回だけ
  • 支持率50%未満のときは平均37議席減、50%以上のときは平均14議席減(Gallup、1946〜2014年)
  • いちばん大きく負けたのは2010年のオバマ大統領で63議席減
  • 2026年は、選挙前のトランプ大統領の支持率が30%台後半で、民主党が下院の過半数を確実にした(11月4日時点、上院は開票中)

上院の結果や議席数が決まったら、この記事にも追記します。

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この記事を書いた人

元保育士の子育て中ママが、子育て・暮らし・話題のニュースをお届けしています。

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